EXHIBITION
ただ、かえりたい。何処かにかえりたい。
幼い頃から一人でいるとき、友人と遊ぶとき、そして誰かの腕の中で眠るとき。
幸せを感じられるほど「何処かにかえりたい」「かえりたい」と心がざらついてきた。
男性を撮ることは”セルフポートレート”のようだと感じている。
相手が私になっていく過程でホームシックに似たざらつきは身体の隅に潜んでいった。
だから、わたしはひそませていく。
ひそませて
¥2,500
JULY 21-22,2018
GROUP EXHIBITION
オトコを撮影する男性写真家4人のグループ展。
ポートレートの中に、私たちは被写体の気持ち・感情・心といった写真に見えない部分を大切にしている。
私たちの写真を見た人の心音が少し大きくなるような、鼓動が少し早くなるような、
写真と自分が連動したそんな感覚をもって作品を味わってほしい。
BIRTHMARK
NOVEMBER 01 – 06, 2016
本展は、作者が生まれもった意識と向き合い続けた記録ともいえる。
男性を被写体に撮り続けることで、その意識を探る手がかりとした。
BIRTHMARKとは、生まれつきの痣。母斑のことを指す。
自身と他者の違いが目に見える形で感じられる身体的特徴の一つともいえる。
それは生まれつき存在するため、違いを抱えている意識がない。
BIRTHMARK LIMITED EDITION
¥1,000
Sweet & Bitter
SEPTEMBER 14 – OCTOBER 12, 2014
無防備な身体、そこから発せられる体温、ひんやりとさえ感じる視線。
それらすべてが愛しく感じると同時に、触れることのできないリアリティが寂しくさせる。
甘さと苦さが混ざり合う瞬間が、そこにあった。